『Venus』というミニアルバムについて

2025.12.12 | Blog

Nostalight9の新作『Venus』は  

**「夜明け前の街を、誰かの待つ場所へ向かって走り続ける物語」** を  

7曲で描いたミニアルバムです。

終電間際のホーム。
ポケットの中で揺れる二枚の切符。
雨上がりのアスファルトに反射する街灯の青。
眠れない夜のベランダ。
そして、夜明け前の空と宇宙の境目——。

このアルバムに出てくる景色は全部、
「君のいる場所=帰る場所」に向かって走る誰かの心の中と、
ゆっくり重なっていくように設計しています。


配信日:2025.12.28
フル試聴(Full Preview):https://nostalight9.com/venus/


走る理由は、派手なヒーロー物語じゃない。
「あの時言えなかった一言」
「それでもまだ捨てられない小さな希望」
「もう一度だけ、ちゃんと好きって伝えたい」
そんな、ちょっと不器用で、でもすごく人間らしい衝動です。


曲ごとのざっくり世界観

この7曲は、BLUE TAPE STUDIOで音にしていく中で、
“走る衝動”の輪郭がはっきりしていった作品です。


1. Dawn Platform

夜明け前のホームを、始発に向かって走り出す曲。
まだ何も始まっていないはずなのに、心だけが先に走ってしまう。
“最初の一歩”の物語。

2. Two Tickets

ポケットの中で揺れる二枚の切符。
昨日の自分に「どうせまた逃げるだろ」って笑われそうになりながら、
それでも隣を歩く誰かのスニーカーの音が、
ちゃんと前に進むビートに変わっていくスカパンク。

3. Back in the Blue

かつての“青い日々”をもう一度なぞろうとして、
自分がもう同じ場所には戻れないことに気づく曲。
それでも、変わってしまった今の自分ごと抱きしめて歩き出す、
静かでエモいメロディックハードコア。

4. Venus

終電間際のホームで、言えなかった「君が好きだよ」を
胸の奥にしまったまま夜をさまようラブソング。
“Take me to Venus” という願いと一緒に、
距離も不安も全部抱えたまま、それでも君に向かって走っていく中心曲。

5. Hope Against Hope

望みがないように見える未来に、それでもまだ希望を賭ける歌。
錆びたホーム、白い息、小さな灯。
世界に笑われても、それを消さずに守り続ける、
夜明け前アンセムみたいなスカパンク。

6. Runway Home

電車を逃して、あえて遠回りの道を選びながら、
「君のいる場所=帰る場所」に向かって走り続ける曲。
街灯が滑走路みたいに滲む中で、
やっと「I love you」と叫びにいく決意の物語。

7. Stardust Runner

夜明け前の街と宇宙の境目を走り抜けて、
“君という光”へ向かって最後のラストスパートをかけるエンディング。
影に引き戻されても、星が崩れても、
一つの声と光を信じて走り続ける、スケールの大きいラストアンセム。


アルバム全体のキーワード

「青」「夜明け前」「走る」「ホーム(帰る場所)」「まだ消えない希望」。

誰かを好きになること。
自分の弱さや、昨日の自分と向き合うこと。
それでも「もう一回だけちゃんと走ってみたい」と思うこと。

その全部を、
スカ/スカパンク/メロディックハードコアのリズムに乗せて、
一本の“Venus”という物語にまとめたのが、このミニアルバムです。


最後に(政信の一言)

90sのメロディックハードコアやスカパンクから、僕たちはものすごく影響を受けてきました。
あの頃の衝動は、ただ速いとか、ただ荒いとかじゃなくて——
「今ここで鳴らしたい」っていう、理由のない熱みたいなものだった気がします。

『Venus』は、その熱をもう一度、自分たちの手で確かめたくて作りました。
大人になって、迷い方も傷つき方も変わったのに、
それでも夜明け前のホームで走り出してしまう心だけは、あの頃のままで。

帰る場所があるから走る。
言えなかった言葉があるから走る。
まだ消したくない希望があるから、もう一回だけ走る。

この7曲が、あなたの“夜明け前”にそっと寄り添えたら嬉しいです。


Listen

Venus(フル試聴)
https://nostalight9.com/venus/

(配信日:2025.12.28)

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